第21回 チームRINGS未来会計セミナー を開催しました!
第21回 チームRINGS未来会計セミナー を開催しました!
10月6日(金)午後3時より秋田キャッスルホテルに於いて、「第21回 チームRINGS未来会計セミナー」を開催
いたしました。多くのお客様にご出席いただき、とても充実したセミナーとなりました。
第1部 「 チームRINGSで未来会計の風をおこす 」
チームRINGS代表である税理士 武田亨より、
「チームRINGSの方向性」と題し講演をさせていただきました。
新事務所に移転した意味や、チームRINGSが社員・お客様・秋田の若者に対して未来会計業務を通してどのように
貢献していくのかをメッセージいたしました。
税理士法人RINGS 代表社員 税理士 三浦昌貴より、
「税務会計の現在の注目論点」と題し講演をさせていただきました。
令和5年10月1日から施行されたインボイス制度や令和6年1月1日から実質的に施行される電子帳簿保存法について
ポイントをご説明いたしました。
株式会社RINGS PRO 代表取締役社長 髙橋晃彦より、
「実学の未来会計」と題し講演をさせていただきました。
中小企業の現状の課題や採用難について、当事務所の取り組みと未来会計による「逆算思考」について
メッセージいたしました。
第2部 「 いのちの再建弁護士 」 ~会社の救済は、人生の救済~
光麗法律事務所 弁護士 村松 謙一氏からご講演をいただきました。
村松氏は、倒産という悪魔から企業を救うため、企業再建にご尽力されております。
また、日々救済を求める声を聞き沖縄から北海道まで駆け巡りご活躍されています。
1. 認知と行動 ”雪原の旅人”
「雪山の吹雪の中、周りが全く見えないホワイトアウトの中で旅人は息絶えた。山小屋まであと1メートルほどだった。
この旅人が、1メートル先の山小屋の存在を知っていたら、這いつくばってでも最後の力を振り絞って山小屋に辿り
着き、命を失わずに済んだだろう。」
旅人は倒産の危機という暗闇の中にいる経営者に似ている。再建に精通している弁護士(山小屋)を知っていれば、
倒産を回避できる可能性が高まるという例です。
2. 過去を語るのではなく未来を語る
バンクミーティングや債権者説明会では、「過去」の過ちではなく、「未来」を語らなければならなりません。
お金ではなく、時間を貸してもらうことで再建できることを訴え納得してもらえることが再建の第一歩になります。
3. らくだの一藁
「らくだは重い荷物を持ち砂漠を歩く。軽々と歩いている様子をみて藁を一本載せると、
らくだは背骨が折れてしまい、倒れてしまう。このらくだは、軽々と歩いているように見えただけで、
既に限界を超えていてなんとか歩いている状態だった。」
経営者にとって、なにが『一本の藁』になってしまうかわかりません。
何気ない一言が、『一本の藁』にならないようにしなければなりません。
4. 常に準備しておくのがプロ
相談を受けた後、連絡が取れなくなる依頼主も時々います。期限が過ぎても連絡
はありません。それでも、いつでも再建に取り掛かれるよう準備万端で待機しておきます。